ロードバイクを購入比較する際、よく重要と言われている「コンポーネント」について今回ご紹介していきます。
コンポーネントとは?
コンポーネントとは変則するためのユニットやブレーキなど、自転車を動かすために必要なフレーム以外のパーツを指します。
これは具体的には「ディレイラー(変速機)、ブレーキや変速のレバー、BB(ボトムブラケット)、ギア」を指すそうです。
ディレイラー(変速機)
ディレイラーは、自転車についてるチェーンのラインを外して違うギアへ入れる装置です。カチャカチャ変速切り替えする時にこのディレイラー先輩が役割を果たします。
ブレーキレバー
ブレーキをかける時のパーツです。
ボトムブラケット
これは自転車のクランク(下画像参照)軸にあるパーツがボトムブラケット(通称BB)です。
これはペダルを漕ぐ際の力を伝える為の装置です。
高性能であればあるほど、ペダリングが軽くなり、スピードがアップします。
ポピュラーなものから高級なものまで幅広く、コンポによって自転車の操作性などにも影響してきます。
自転車のグレードを位置付けるコンポ
一般的に自転車で言われているコンポとは、フレーム以外の操作性などに影響を与えるパーツ群を指しますが、その自転車のコンポが何かによって、その自転車そのもののグレードまで判断されてしまうほど、重要なものです。
コンポーネントを開発、販売する会社はほぼシマノ(SHIMANO)、カンパニョーロ(Campagnolo)、スラム(SRAM)のどれかに該当するそうです。
世界でトップシェアを誇るのはシマノです。こちら、日本の会社です。自転車業界のインテルとも囁かれるほどの巨大な存在です。
コンポーネントはグレードによってどれほど差が出るのか、具体的な違いについてご説明していきます。
①グレードが高いほどパーツが軽い
上級のコンポーネントになればなるほど個々のパーツの重さに違いが生じます。自転車の快適性においては、出来る限り重さはカットした方がスピードも出せて操作もしやすくなる為、その軽さにポイントがあります。
②変速できる段数
変速系のコンポであるディレイラーやシフターなどにも違いがあります。
こちらは変速段数と呼ばれる、どれほど細かくギアを調節できるかというもので、例えば坂道などで軽いギアにしようとした時、細かい調節などが出来るようなコンポであればその分グレードが高くなります。
③パーツの素材やブレーキの性能
個々のパーツの軽さだけではなく、そのパーツ自体の剛性もグレードによって異なります。
またブレーキの性能(制動力)も上級のコンポーネントであればあるほどカチッとした感覚ですぐにブレーキが効くようになります。
コンポーネントの種類(シマノ)
ここではシマノのロードバイク用のコンポーネントをグレード別にご紹介していきます。
デュラエース(Dura-Ace)
レース機材としても使用されている、シマノが発売する最高峰のコンポです。ロードの完成車にこちらのコンポを求めるなら、30万以上はする代物です。変速は2×11速です。
アルテグラ(Ultegra)
数多くのライダーにも選ばれる性能の価格のバランスに優れたグレードです。アマチュアで大会に出る人たちは大凡このアルテグラを積んでいる可能性が高いです。変速は2×11速です。
105(イチマルゴ)
上位2つのモデルを継承して作られた性能と価格を実現したコンポ。スピードを出したり、ライドに本格的に取り組みたい方は105以上を検討しましょう。変速は2×11速です。
ティアグラ(Tiagra)
ロードバイクの走りに必要な基本性能を備えたベーシックなコンポです。本格的な走りからホビーライダーまで幅広く対応できるおすすめの装備です。変速は3/2×10速です。歯数構成は50-34T、52-36T、50-39-30Tまであります。
ソラ(Sora)
ロードバイクのエントリーモデルと呼ばれる入門者向けのバイクに見受けられるのはソラです。チェーンガード付きのクランクやラピッドファイヤーシフターも展開しています。変速は3/2×9速です。
クラリス(Claris)
街乗り、ポタリングなどから遠出したツーリングまで幅広い用途に使われているコンポです。簡単なスポーツ、ロングツーリング、カジュアルウェアによるタウンクルージング、日々の通勤に適しています。